2020年4月26日日曜日

Family Protectorの道 NO9

質問)
災害のとき断水になる可能性があります。ペットボトルなどより効率的に給水場所から水を運ぶときに、便利なアイテムは?






答え)
ポリ袋と段ボール。
キャスター付きスーツケース


[そなえる防災] 重たい水も簡単に運べます! 水の運び方の工夫
https://movie-a.nhk.or.jp/sns/OTO/x6m33yuf.html


○水道水の保存方法
ペットボトルなどの清潔な容器の口元いっぱいまで水道水をいれます。直射日光をさければ3日程度は飲料水として使用できます。ただし、浄水器を通ると塩素による消毒効果がなくなるため、毎日組み替える必要があります

○生活用水として保存する
一般家庭の風呂の場合、180㍑の水がため置きできます。風呂に水を張って保存しておけば、洗濯、掃除、トイレ、散水などの生活用水として利用することができます


☆Family Protector への道 NO9
災害のときのために、お風呂の水は抜かずにおいておきましょう

ポリ袋を多めに備蓄しておきましょう


2020年4月19日日曜日

Family Protectorの道 NO8 

質問)
地震による家具類の転倒によって起こる可能性のある
二次被害とはどんな被害?






答え)
火災

・家具類がストーブに転倒・落下・移動して起こる。また発火のおそれのある家具・家電の落下・移動防止対策が必須です

○地震負傷者の30~50%は家具類の転倒・落下・移動が原因
・部屋に沢山の物を置かないのが最大の防御。
・次に下敷きにならないように家具類を配置する。
・その上で家具類の転倒・落下・移動防止のための器具をつける

○避難経路確保のレイアウト
ドアや避難経路をふさがないように、家具配置のレイアウトを工夫しましょう。部屋の出入り口や廊下には家具類を置かない

○転倒・落下・移動防止対策のネジ止めが基本
最も確実な方法は、壁にL型金具でネジ止めをすること。
ネジ止めが難しい場合は突っ張り棒とストッパー式、突っ張り棒と粘着マットを組み合わせると効果が高くなります

□転倒等防止対策チェック表
https://drive.google.com/open?id=1EK0f7Z5y1Fy0m-Hz6ojtGMobDKQvyeVb


☆Family Protector への道 NO8
家族で転倒等防止対策チェック表でチェックしよう

2020年4月13日月曜日

Family Protectorの道 NO7

質問)
地震が発生しました。避難場所に避難する前に必ずしておくこととは?






答え)
・出火の原因をつくらない
・ブレーカーを落とす
・ガスの元栓を閉める
・安否メモを残す

など



○出火の原因をつくらない
阪神・淡路大震災の死因の約10%が焼死ということからもわかるように、初期消火はとても重要です。火災を発見した場合は、火が小さいうちに消化器や水バケツなどで消化します。ただし、消火活動では自分の身の安全が第一。炎が天井に届くなど、身の危険を感じたら消火活動を止めて避難します

○ブレーカーを落とす
倒れた家財の中にスイッチが入った状態の電気製品があると、通電再開後、火災の恐れがあります

○ガスの元栓を閉める
ガス管やガス器具が壊れていると、ガスが復旧したときにガス漏れを起こして爆発の恐れがあります

○安否メモを残す
避難する際には、自分や家族の安否情報、避難先などの貼り紙を残し、鍵をかけて移動します

☆Family Protector への道 NO7
家族で避難する前の注意事項を確認しておこう

2020年4月11日土曜日

Family Protectorの道 NO6

質問)
地震が発生しました。被災地への通信が増加し、電話がつながりにくい状況になったときの「災害用伝言ダイヤルは何番?






答え)171(イナイ)

利用の仕方はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=wauNQzDVelQ


災害が発生すると、多くの人が一斉に電話を利用するため、つながりにくい状態になる。そこで、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板サービスなど、緊急時に使用できる連絡方法が用意されている。
これらは震度6以上の地震が発生した際に、発生後30分後を目標に設置され、被災地から電話やインターネットを使って安否確認の伝言を登録・確認できるというサービス。
そして、毎月1日と15日に体験利用できるので、ぜひ事前に体験し、もしものときに慌てずに利用できるようにしておきたい。
☆Family Protector への道 NO6
1日か15日に「災害用伝言ダイヤル(171)」を
体験しておこう

2020年4月4日土曜日

Family Protectorの道 NO4

質問)
東日本大震災のとき、仮設トイレが被災地の避難所に3日以内で行き渡った割合は何パーセントでしょうか?





答え)34%

災害時におけるトイレ確保は重要課題です


※トイレ機能停止の影響

トイレ環境の悪化

臭い、汚い、暗い、怖い、寒い、遠い、男女共用
数が少ない、段差がある、プライバシーがない等

糞口感染
飲まない、食べない

下痢・嘔吐
体力・免疫力の低下、体調不良

健康障害、震災関連死等


https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/documents/saitamabo-sai_manual_book_toilet.pdf
(埼玉県の災害時トイレ対策マニュアル)

☆Family Protector への道 NO4
・近所の給水ポイントを確認しよう
・水が出ない場合のトイレ対策を考え、行動しよう

Family Protectorの道 NO3

質問)
地震で部屋に閉じ込めらたり、身動きがとれなくなったらどうすべき?





答え)大声を出し続けるは「✕」。体力を消耗し、長引く場合、命の危険があります。
硬い物でドアや壁を叩いたり大きな音を出して、自分が屋内にいることを知ります

2階にいるとき)
古い建物の1階は倒壊して身体が押しつぶされる危険があるので、慌てて1階に下りないこと
阪神淡路大震災の死者の8割が建物倒壊による圧死です。耐震基準に心配がある場合は専門家による耐震診断を受けましょう

耐震チェックシート
○1981年5月31日以前に建てた家である
○増築を2回以上している
○埋立地、低湿地、造成地に建っている
○一面が窓になっている壁がある
○和瓦、洋瓦などの比較的重い屋根葺材で、1階に壁が少ない
○建物の平面がL字、T型で凸凹の多い作りである
○大きな吹き抜けがある
○建具の立付けの悪さ、柱や床の傾きなどを感じる
○壁にヒビが入っている
○ベランダやバルコニーが破損している

耐震診断の相談は公的機関を利用しましょう。助成金もあります

https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/sumai/taishin/1004988.html
(杉並区)

☆Family Protector への道 NO3
家の中でどこの空間が比較的耐震性があるか、家族で確認しましょう
マンション等では屋内の避難場所を確認しましょう
耐震チェックをしてみよう

Family Protectorの道 NO2

質問2)
地震で火災が起きました。最初に何をすべきでしょうか?





答え)大声で近所に助けを求める。

揺れているときに火を消そうとしたりすると、火傷や転倒・落下物・ガラス破片などでケガをする可能性があります。まずは揺れが収まるまで身の安全を最優先してください。
出火したら、落ち着いて初期消火にあたります

※初期消火は3分以内に!
行動1:早く知らせる
・小さな火事でも一人で消そうとしないことが大切
・大声でご近所に助けを求める。非常ベルや音の出るものを叩く
・119番通報をする

行動2:早く消火する
・初期消火は天井に火が届くまで
・消化器や水だけでなく、座布団や毛布など手近なものを最大限に活用する

行動3:速く逃げる
・天井まで燃え広がったら、いさぎよく諦め、避難する
・避難するときは燃えている部屋のドアや窓を閉めて空気を遮断する


☆Family Protector への道 NO2
家族や友人に『火事になったときの対応』を話しておきましょう
家庭用の消化器の設置を考えましょう

Family Protectorの道 NO1

質問)
地震の揺れを感じたら、まず何をすべきでしょうか?





答え)
最優先で自分の命を守る

強い揺れで家具類が転倒して下敷きになったり、窓ガラスの破片などの落下物が頭を直撃すると、負傷したり命を落とす場合もあります。まわりの様子を見ながら、すぐに物が「落ちてこない・倒れてこない・移動しない」場所(丈夫なテーブルの下など)に移動。揺れが収まるまで様子をみる。自分自身と家族の命を守ることを最優先に考えて行動します。

※地震発生の瞬間は適切な判断が難しい。突然の揺れに身体がこわばって頭が真っ白になり、適切な判断が難しくなるのです。あらかじめ家族と話し合う、防火防災訓練への参加などで、とるべき行動を想像しておくことが大切です


☆Family Protector への道 NO1
家族や友人に『地震の揺れを感じたら、まず何をすべきでしょうか?』の質問をしてみましょう

Family Protectorの道 NO5

防災クイズ)
「日常備蓄」とはどんなことを言う?





答え)
日頃利用している食料品や生活必需品を少し多めに購入しておくことで備蓄にする



https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/bousai/1000031/1003781.html


FamilyProtector への道
・日常備蓄を始めよう


参考)最小限備えたいアイテム 
以下のリストは、最小限備えておくべき物の例示です。
備えるべき品目についてわ、各家庭の抱える環境は、さまざまですから、一人ひとりが自分に合った物を考えて備えましょう。

食品)
缶詰などは、加熱しなくても食べられます。
また、野菜ジュースは、ミネラルやビタミン不足を補うことができます。
水(飲料水、調理用など) 
主食(レトルトご飯、麺など) 
しゅさい(缶詰、レトルト食品、冷凍食品) 
缶詰(果物、小豆など) 
野菜ジュース 
加熱せず食べられる物(かまぼこ、チーズなど) 
菓子類(チョコレートなど) 
栄養補助食品 
調味料(しょうゆ、塩など) 

被災地を経験して重要だった物)
被災地の避難生活を経験したかたが重宝したという物は、以下のアイテムです。
このほか高齢者や乳幼児がいる家庭では、おむつや常備薬など、生活する上で必要不可欠な物は、日頃から多めに備えましょう。病気の方、療養食が必要な方、アレルギー体質の方についても同様です。


カセットコンロ・ガスボンベ 
常備薬 
簡易トイレ  
懐中電灯   
乾電池 
充電式などのラジオ  
ビニール袋 
食品包装用ラップ 

生活用品)
大型ビニール袋は、給水袋やトイレの袋としても利用可能です。
生活スタイルに合わせて、必要な物を用意します。

生活用水 
持病の薬・常備薬 
救急箱 
ティッシュペーパー  
トイレットペーパー  
ウェットティッシュ  
生理用品  
使い捨てカイロ   
ライター  
ゴミ袋、大型ビニール袋  
簡易トイレ  
充電式などのラジオ    
携帯電話の予備バッテリー   
ラテックス手袋  
懐中電灯 
乾電池 

以上

Family Protectorの道 NO37

 質問) 災害発生時は、水・ガス・電気はストップします。日常生活で必要なものが手に入らず、3日~1週間は限られた物質で生活する必要があります。 健康管理の上で脱水症状にならないために、吸収率がよい経口補充液を作る材料は? 答え)水、砂糖、塩だけでOK 水1リットルに対して、砂糖大...