2020年9月27日日曜日

Family Protectorの道 NO28

 質問)

災害から家族を守るために最初にするべきことは?






答え)
防災家族会議を開く

もし災害が起きたらどうするのか、日頃から家族間で話し合っておくことは大切です。防災マップを参考にしながら、地震が起きたらこう動く、連絡手段はこうする、通学路ではここに注意するなど、いざというときでも落ち着いて素早く行動できるよう、「我が家の防災方針」を決めておきましょう。防災家族会議は、家族を守る重要な会議なのです



議題1 我が家の「避難原則」を決める

どんな警報や避難情報でどんな行動を取るのか、我が家の基準を決めておきましょう。例えば、「急傾斜地に住んでいて高齢者がいる大雨の警報や避難準備情報が出たら、「明るいうちに避難をする」、「比較的丈夫な家に住んでいるので、大雨のときは原則自宅の2階で待機する」など、各家庭によって取るべき行動は異なります。我が家の「避難原則」を決めておきましょう。あわせて、自宅や職場、学校周辺の避難場所や避難所の確認もしておきましょう。


議題2 「連絡方法」を決める

災害が起きた直後の家族との連絡方法を決めておくと、スムーズに行動ができます。例えば、「子どもたちはまず学校で待機して迎えを待つ」、「集合場所は①学校か自宅②近所の親戚宅③避難場所」など、「家族それぞれの行動や待ち合わせ場所を考えておきます。緊急時のために、「防災連絡カードをつくっておくと便利です


議題3 我が家の防災確認日を決める

家族会議で決めた「我が家の防災方針」。「それを毎日の生活の中でも忘れないように、そして年に一度は、アップデートしていくようにしましょう。決めっぱなしでは、意味がなくなってしまいます。

子どもが進学したり、親の職場が変わったり。そういう日々の変化を防災行動に反映させるために、年に一度は「我が家の防災確認日」をつくりましょう。どんな日に決めてもOKです。(例えばお父さんの誕生日)

この確認日には、電池、カセットコンロ用ボンベ、消火器などの使用期限がある防災機器をチェックします。忘れがちですが、住宅用火災警報器にも寿命(約10年)がありますのでご注意を。


議題4 月に2回は非常食デー

備蓄したものを食べる日を決めておくと、消費しながらの備蓄が簡単にできます。「非常食デー」と名付けて月に2回ほど定期的で食べてみましょう。特別に調理をしなくて済むレトルト食品などは、家族の好みの味のものをセレクトしておくのがおすすめ。自宅での避難生活は、食事がおいしいことも重要です。



☆Family Protector への道 NO28

 防災家族会議を開こう。 

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